【感想】劇場版『遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』

2020年8月23日劇場版遊戯王, 感想, 映画, 遊戯王

上映当時、めっちゃ見に行きたいと思いつつも行けなかった、劇場版「遊☆戯☆王」を見たのでその感想です。

公式のあらすじ

千年パズルを完成させたことにより、≪闇遊戯≫という、もう1人の人格を呼び覚ました武藤遊戯。海馬コーポレーションの社長にして決闘者(デュエリスト)の頂点に君臨する海馬瀬人や、仲間たちと数々の死闘を繰り広げたが、過去との因縁により、もう1人の自分との闘いを余儀なくされ、遊戯と闇遊戯はついに決別し、別々の道へ旅立つこととなった–。そうして、闇遊戯との最後の決闘を終えて、日常を取り戻したかに見えた遊戯たち。その前に現れた謎の少年≪藍神(あいがみ)≫。そして、世界中で次々と起こる謎の失踪事件。ただひたすら千年パズルを探し求める海馬。すべてのピースが合わさるとき、再び決闘(デュエル)の幕が切って落とされる! ©高橋和希 スタジオ・ダイス/2016劇場版「遊☆戯☆王」製作委員会

引用元:https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B07ZQ97N6Y/ref=atv_hm_hom_1_c_DEaieV_4_1

映像

全概要

覚えておくためにネタバレ全快で書いています、誤ってトグルを開かないように注意!

原作のシナリオ(クリックで開く)

いじめられっ子の武藤遊戯は、千年パズルを完成させたことで、古代エジプトの王(闇遊戯)の魂を宿し二重人格となった。そのもう一つの人格と共に、数々のカードゲーム(デュエル)を制し、デュエリストの頂点に立つ。しかし、共に闘ってきた闇遊戯は現世に留まるべき魂ではない。帰るべき場所に送り還すため、遊戯は闇遊戯と最期のデュエルを行う。デュエルに敗北した闇遊戯の魂は、冥界の扉を開き古代エジプトへと旅立った。遊戯に普段の日常が訪れた、ところから劇場版の物語は幕を切る。

劇場版のシナリオ(クリックで開く)

海馬は闇遊戯とのデュエルに負けた雪辱を晴らすため、その魂を復活させようとしていた。しかし、遊戯と闇遊戯が最期のデュエルをした時に、千年パズルは地中深くへ失われてしまった。

闇遊戯の魂を復活させるため、海馬は冥界の扉のあったエジプトの神殿の地下深くからバラバラになった千年パズルのピースを回収した。

武藤遊戯が組み立てるのに8年を要した千年パズルを、海馬は宇宙エレベーターで無重力空間へ運び、3D解析を行うことでわずか数時間で完成させた。しかしパズルのピースが2つ足りなかった。

その1つを持つのがディーバ(藍神)、もう1つを持つのがセラから譲り受けた遊戯だった。

パズルを完成させてしまうと、ディーバを始めとする高次元に生きる「プラナ」らの魂は現代にとどめられてしまい、未来へ旅立つことができなくなる。それを阻止するため、ディーバは海馬が千年パズルを完成させるのを妨げ、同時に王の器を宿すとされる遊戯本人を抹殺しようとする。

最後のピースを賭け、遊戯とディーバは次元領域デュエルを行う。

デュエルに勝利した遊戯は、千年パズルの本体を取り戻すため、海馬とデュエルを行う。海馬を追い詰めた遊戯は、海馬に千年パズルの最後のピースをはめこんで見せた。しかし闇遊戯の魂は復活しなかった。遊戯は悟っていたが、再び千年パズルを完成させても無意味だと知り、海馬は絶望した。

千年リングの闇の力に支配されたディーバが復活し、世界を次元の闇に染めようと、遊戯と海馬に襲い掛かる。タッグデュエル形式のデュエルになり、遊戯を守るために海馬が犠牲となる。しかし次元領域デュエルで気力を大幅に消耗していた遊戯は、次のカードをドローできずに倒れてしまう。

天空から閃光が走り、闇遊戯が現れた。遊戯に代わって闇遊戯がドロー。デッキトップが輝き、引いた神官マハードを特殊召喚する。ディーバのモンスターを撃破しその貫通ダメージにより勝利した。

遊戯の前に再び現れた闇遊戯だったが、言葉を交わすことなく、千年パズルと共に光の粒子となって消えた。世界は次元の闇から救われた。

海馬は、闇遊戯の魂を追い求め、ディーバの持っていた次元領域デュエルを可能にするキューブを解析し次元領域エミュレーターを開発した。デュエルディメンションシステムにより、宇宙エレベーターから次元を超え、古代エジプトの地に降り立った。そこには、ファラオの装束をまとった三千年前の闇遊戯が待ち構えていた。

感想

時系列的には、闇遊戯が冥界へ去った後のストーリーなのですが、闇遊戯を追い求める海馬の執念に感動しました。海馬が主人公でした。

デュエルに関しては、次元領域デュエルという、これまでとは異なるデュエル形式も採用されていて若干戸惑いました。

新しい敵が現れるのですが、いろいろ無茶な設定にも感じて個人的にはイマイチ。メインシナリオに関わる部分だったのですが、設定を無理やり教え込まれるような部分が多く、テンポよく進まない感じがしました。遊戯と海馬が10年振りにまたデュエルしてくれるというファンサービスな映画と思って割り切る方がいいかも?

原作ファンへのサービス精神にあふれていたので、過去にアニメを見たことがある人、ジャンプや単行本でマンガを読んだ人は、懐かしくなって楽しめると思うのでかなりおすすめです。

細かいお気に入りのシーン(クリックで開く)

1.「モンスターではない、神だ! ゴッドハンドインパクト!!」:海馬がオベリスクを召喚するシーンがいちばんよかったです。古代版のオベリスクだったのもよかった。

2.「それはどうかな」:遊戯、海馬ともにこのセリフがありました。

3.闇バクラ誕生のシーン:思い返すとバクラに闇の人格が現れるきっかけって、原作では触れられていませんでしたよね。あった気がしていたのはマリクのシーンですね。

4.ジェット機から飛び降りる海馬:千年パズルの発掘を受け全速前進でエジプトに向かったシーン、めっちゃ笑いました。

5.城之内の顔芸:例のアゴですw公式もネタにしてくるとはw

6.宇宙での千年パズルの組み立て:宇宙エレベーターで既に笑っていましたが、無重力状態で3D解析するというシーンのこじつけも笑わずにはいらせませんでしたwさすが海馬様w

映画はAmazon(dアニメストア)からですが、個人的に映画以上に感動したYouTubeの動画があるので紹介してみます。映画の映像も一部含まれるので注意ですが、かなりおすすめです。

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