【感想】ガラス姫と鏡の従者 体験版

2020年12月8日Syroh, Vtuber, エロゲ, エロゲ体験版, のいと, 体験版感想, 感想, 戯画, 月野きいろ, 有末つかさ, 柚原みう, 猫村ゆき, 籐太, 藤咲紗矢香

流れはふつーに綺麗でしたが、ぼくの購入ボーダーラインを超える程ではありませんでした。

©GIGA 2021

ガラス姫と鏡の従者

戯画様から2021/01/29(金)発売の「お姫様に恋する逆シンデレラADV」です。

原画:有末つかさ / Syroh

シナリオ:籐太

 

ヒロインとCV

メインヒロインは4人っぽいです。

ベルナデッド・ヘンリエッタ・アイゼルストン(ベル)

:CV.月野きいろ、幼少期の約束の相手、女王候補、強がり、素直になれない、おっぱい

アンリ=フランシス・ラ・ベルナールド(アンリ)

:CV.柚原みう、ロリ、訳あって強気、おっぱい。

佐々良 織姫(ささら おりひめ)

:CV.藤咲紗矢香、オタサーの姫、頭がキレる、おっぱい。

城釜 奈緒美(しろかま なおみ)

:CV.猫村ゆき、クラスメイト、引っ込み思案、おっぱい。

 

体験版4時間のシナリオを3分に要約

体験版はOPを越えて、キリの良いところまで約4時間分プレイできました。

エッチシーンはありませんでした。

製品版をプレイする前にすぐ思い出せるように、体験版の範囲を要約してみます。
ネタバレに敏感な人は注意です。

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王立サンドリヨン学園は、王女王妃が通う超名門校。
主人公はなんとか入学するも、通うのは王侯科とは別の校舎になる従士科。

10年前に会った名も知れぬ王女と、再会することを夢見て、進学したのだった。

従士科の生徒は、将来的に誰かに仕えることを目指すため、
学内の王侯科の生徒に気に入られて専属になることが、最短ルートだった。

ただ主人公は入学早々に王侯科の学生に反抗的な態度を取ってしまったことから、
悪い噂がたってしまい、昇進のチャンスを逃してしまうどころか誰からも声を掛けられなくなってしまっていた。

運がいいことに、そんな噂に関係なく手を差し伸べてくれるエラと出会った。
エラから同じ従士科の先輩である支倉龍未を紹介され、王の息子であるアンリの下に就くことになる。

しかしそのアンリが、まさに入学当初反抗してしまった王侯科の学生だった。

即座に解雇されるかと思えたが、
主人公は王侯科に仕えて自分を磨きたいと思い、
一方のアンリは自分の秘密を知った主人公を近くに置いておきたいと同時に、自分に反抗した従士科の生徒を寛大な心で迎え入れたことにするため、
お互いwin-winな関係で主従関係を結ぶ。

そんな中、学園ではフラワースカラー(ミスコンみたいなもの)を選出するイベントが開催されようとしていた。

アンリはその有力候補として名乗りを上げていたが、もう一派としてベルも有力候補として有名になっていた。

なんとそのベルこそが、10年前に主人公が会った王女だった。

主人公は「ベルに再会することを夢見て学園に進学した」とベルに伝えるが、
アンリのスパイであるかのような発言だと、他の生徒に吹聴されてしまい、
主人公を許して迎え入れたアンリの顔に泥を塗ってしまった。

それを許さなかったアンリ派の支倉龍未と決闘することになる。
一方的にボコボコにされるも、必死で立ち向かったことから、ベルに思いを寄せながらもアンリに仕えることを認められる。

古くからフラワースカラーの選定には、
仕える使用人を集めたクリケットでの勝負が採用されていた。

そこで同様に試合が開催されることになるが、
ベルアンリの両者を支持する主人公は参加すらできなかった。

主人のために何もできず歯がゆい主人公だったが、
2人のフラワースカラーの争いを、裏で煽動している人物がいることに気づくのだった。

 

感想

世界観、BGM、キャラ設定、そしてストーリー展開など、全体的によかったです。

ただ、これと言って特徴がないというか、ズバ抜けて良いところはなかった(ぼくの購入ハードルが高すぎる)のと、
個人的な嗜好で申し訳ないのですが、原画が2人ともニガテだったので、

ぼくはスルーすると思います。

以下、詳しく書いていきます。

 

[〇] 中世ヨーロッパ風な世界観

背景が中世ヨーロッパ風で独特なので、最初はちょっと世界観を掴みにくいのですが、

まぁ読み進めていればわかるので大した問題ではありません。

 

[〇] BGMが綺麗

タイトル画面からかなり綺麗なBGMで、新作ネトゲを始めたようなワクワク感がありました。

プレイ中もBGMが良くて、作品の中世っぽい独特の雰囲気を、うまく引き立てているように感じました。

 

[〇] 背景が綺麗

背景が細かくて、とても綺麗でした。

これも中世ヨーロッパ風な雰囲気に合っていて、とても良かったと思います。

 

[◎] 意地のある主人公

イキリトやんけ、と思ったのですが、
とあるシーンでコテンパンにされ、それでもなお立ち向かうシーンは、個人的にかなり好きでした。

漢気とかって今や時代遅れかもしれないけど、オレはこういうの好きなんですよね、主人公が全力になるのは好感持てる。

 

[△] 絵がニガテ

原画は、有末つかさ先生と、Syroh先生です。

もうこれは個人の嗜好の話なのでしょうがないんですけど、
お二方のどちらの絵も、あまり好みじゃないんです…!

ぼくも絵を描いている身としては、間違いなく2人とも絵は上手いキャラはかわいいんですけど、
個人的にどうも好きになれないんです…ごめんなさい。

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しかもこの記事を書いた翌日に、
有末つかさ先生からフォローされるっていうね…;

絵師さんとしては尊敬しているので当然フォロー返したんですけど、
好きなタイプの絵かと言うと、、、違うかもしれん!

ツイートも拾ってもらって、わざわざフォローもしてもらって、
何様だよオレ!って感じですよね。。。

逆の立場だったら、フォローしたのにこんなこと言われたら嫌な気しかしないので、
この内容を書くかどうか、ものすごく悩んだのですが、

やっぱり感想ブログで自分の感想を偽るのはやってはいけない行為だと思ったので、正直に書きました。しかも作品の判断にクリティカルな内容だし。

あぁ~、ぜったい嫌われる、嫌だ。。。

他の人からしたら「有末つかさ先生だ!やったぜ!」って感じだと思うので、
ぼくを叩くなり、絵師さんに応援リプ送るなり、してください…。

断腸の思いで、ポリシーを優先します。

 

[◎] SDはめちゃかわいい

一方でSDは、ぼくがイチオシな「のいと」先生です。めちゃくちゃかわいい…。

SD絵って「小さく描けばいいから簡単!」って思われがちですが、
それは大間違いで、
バランスとかかわいく描くコツが異なるので意外とムズかったりします。

ちょっとだけ絵を描いているので言ってみましたが、
とりあえずのいと先生の絵はまじでかわいいので見てみてください。

 

[◎] キャラ設定はかわいい

原画はあまり好きじゃない、なんて書きましたが、

キャラ設定は、かなりかわいかったです。

どのヒロインも見た目のかわいさに加えて、ギャップ萌えの要素が強かったです。

 

[〇] 全員おっぱい

全員デカいので、巨乳好きにはおすすめです。

 

[△] Vtuber要素あり

個人的なVtuberへの認識を話すと、
「演技がうまい」もしくは「声がかわいい」であれば、
声優だろうとVtuberだろうと、ぼくはどちらでも構いませんし、評価します。

でも個人的なVtuberの印象って、
声優や歌手の演技力としては”ぽっとで”です(全員が、とは言ってない)。

それをかわいいともてはやすのは、血のにじむ努力をしてきた声優の方々に失礼だと思います。
同時に”実力”の伴っていないVtuberを木に登らせて恥晒しにしているとも思います。

Vtuberって、
トークやゲームを、おもしろおかしくやるのが上手いんであって、
任意のキャラに、声を当てたり歌を歌ったりするのが上手い人ではないじゃないですか?

”声優”という、顔ではなく声に努力値全振りであるべき仕事に、
3Dモデリング中の人の個性をウリにしたVtuberが出しゃばってくるのが嫌いです。

逆にオタクもオタクで、声が女なら誰のケツにでも着いて行くようなヤツは低俗で、
キャラに”魂”を吹き込むことのできる本当の声優さんの声に、ぶひぶひするべきだと思います。
(上手い人はVtuberでも評価しちゃうからブーメランなんだけどね)

何回かOPを聞き直したのですが、
正直に言って、途中で耳を塞ぎたくなるようなひどいOPだったと結論付けておきます。

カラオケ女子会は他所でやってください。

勘違いされそうなので、長々書いてますが、
ぼくは「Vtuberはエロゲに関わるな」と言ってるのではなくて、
関わり方にもっといい方法があるんじゃないかと思うんですよね。

メーカーとしては作品が売れるのがいちばん重要なことなので、
Vtuberが宣伝したり実況プレイして楽しそうにしたり、Vtuberのサイトから買ってくれた人には購入者特典があったり、
他にいくらでもアプローチの仕方があると思うんですよね、

その中で「作品内にVtuberを出すっていうのは正しい商法なのかな?」と思いました。

Vtuberを起用したおかげで、普段は購入しない層の売り上げに効果があればいいですね。

 

[△] 文字の間隔が読みにくい

ゲームのシステム画面からフォントを変更しても読みにくかったので、

ゲーム自体の文字の間隔がせまいことが原因みたいでした。

まぁやってるうちに慣れたので、そんなに問題ではないと思います。

 

[△] 選択肢の誤クリック

選択肢が出る時に、
自動的にネガティブな方にマウスカーソルが乗ってしまいます。

ぽちぽちクリックしていたら無意識に選択肢を選んでしまって、
バックログジャンプからやり直すことが多かったです。

この現象はコンフィグ画面で「マウスカーソルを自動的に移動させる」のチェックを外していても起きたので、仕様なのだと思います。

 

[◎] 充実したコンフィグ画面

バックログジャンプは当然あるし、その他システム面がかなり充実していました。

個人的にマウスジェスチャー機能がある作品は高評価です。

 

[◎] 全体として内容のある作品

 

学園モノで良くない例として、
メインの目的がはっきりしないまま、たわいもないやりとりでシナリオが進行することがあって、
gdgdしてあまり好きじゃないのですが、

この作品はしっかりとした目的がある中で、ヒロインと仲良くなって恋愛する、っていう

ストーリー>恋愛って感じが、個人的に非常に好きでした。

キャラゲーでいちゃらぶ全開なのも好きですが、
シナリオを進める中でヒロインと仲良くなる作品の方が、感情移入しやすいです。

ヒロインがすーぐ主人公に惚れてしまうのは、ちょっとだけ「ん?」と疑問符でしたが、
論理的にストーリーが展開しそうで、期待しています。

 

まとめると

  • 中世ヨーロッパ風な学園モノ
  • 絵が合わなかった…
  • ヒロインは、①素直になれない金髪、②分け合って強がりロリ、③オタサーの天才姫、④ほんわかクラスメイト、みんなおっぱい。ギャップがかわいい。
  • Vtuber起用
  • がんばる主人公
  • イケメン兄貴

ぼくは絵が合わなかったけど、その他は全体的にまんべんなく偏差値50越えてくる作品だと思いました。

ただ、偏差値60を越える要素がないかなーって印象です。

とは言え、無難に、そして綺麗に仕上がっていそうな気はしました。

 

最後に

良い所を書き出すと、確かにこんな感じなのですが、
どうしても絵がニガテなので購入は見送りになると思います。

そのほかは全体的に良かったと思います…!

キャンペーンに当たれば考えが変わるかもしれませんが、
こんなバカ正直に感想ブログを書いていては、当たるものも当たりませんよね…;

 

でもツイートは嘘ではなくて、良い所を書き出すと本当にこんな感じなので、

絵がニガテでない人には素直におすすめできると思います…!

 

個人的な嗜好(絵の好みのせい)で、ちょっとネガキャン寄りな記事になってしまって、申し訳ないです。

ですが、プレイした一個人の感想として、すべて正直に書き記しておきたいのが、ぼくのポリシーです。

良かったところだけ書いて閲覧数を稼ぐのは、間違っていると思うので。

 

まぁもともとぼくは購入のハードルが高いですし、参考程度に考えてください。

できれば、体験版をやってみて自分で判断してほしい!

 

ここまで読んでくれてありがとうございました…!

読んでくれた人の参考になったら嬉しいです。それでは!

 

「ガラス姫と鏡の従者」は、2021年01月29日(金)発売です!

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