社会人2年目を迎えて転職を考えていく

2019年12月23日仕事, 愚痴, 転職

酒に酔って、自分にも酔ってる勢いで、愚痴っていきます。

飲み会

新しい人が来たので歓迎の飲み会がありました。

新しい人が来たことはこの記事内ではどうでもよくて、年の近い若い先輩のお話です。

「転職しようと思うんだ」

これから入社3年目に突入する先輩の愚痴を聞きました。

今まで比較的ホワイトな仕事内容にあまり不満がなかったのですが、なんか目から鱗、

というかなんでしょうね、視力3年のコンタクトレンズをつけたようでした。

東大卒のデキる先輩の話を聞いて

「3年働いたら一人前になっておかしくないらしい。そこでさ、俺は何を身に着けたんだろうな?」

先輩が先輩自身に言ってたセリフです。

ぼくはこの会社でとりあえず1年間働いてきたのですが、

「まじで何を身に着けたんだろうか?」

1年間働いてみて…

今の会社でやってきたことは、大学院時代の自分と比べて確実にレベルが低いことでした。

大学院時代の自分と比べて何ひとつ進化していない、むしろ大学院時代のぼくの方が賢かったです、間違いなく。

たしかに、会社と大学は違います。

大学は学術機関だから未知なことを探求していけばいい、でも会社は金になることをやらないといけない。

それは正しいと思います。

でも、それはそれで置いておいて、

その中でぼく自身はどれだけ成長したのか?

そう考えたときに、大きなものが何も思いつきませんでした。

会社でのぼくの責務

ぼくは大学院時代の専門知識が比較的そのまま応用できる研究を、会社に入ってからもしています、というかできている珍しい例?です。

少し自慢になるのですが、(いや、ぼくの就活のがよかったのですが、

「私はキミのその生意気なところが気に入って雇った、上司に生意気なことを言ってもいい、キミのやりたいことをやって、今のこの会社に風穴を開けてくれ。」

100以上採用したはずの人事部長に、畏れ多くも顔と名前を覚えてもらっていて、入社後に直接言われた話です。少し脚色しましたが、後半の1文は言われたセリフそのままです。

でもこの1年でやってきたことは何?

がんばって実験して結果も出して、研究チームの代表として社長の前で話すとかいう新人では異例のイベントまで経験できたけど、

最近は、上司に手伝わされる肉体労働のような頭の悪い実験に、自分の実験がおいやられてしまっています。

上司に組まれた休日出勤・徹夜実験の手伝い、洗い物や掃除、 各種点検などなど

たしかに誰かがやらないといけないですが、

こんなバカでもできることを優先させられて、自分の実験は定時終わってから

おしつけられた事務作業に追われて、文献調査や実験結果の考察とか、デスクワークは後回し。

市場調査や特許調査もガチでやってみたかったのにやる暇ないだろと言われ。

そんなん研究者じゃありません、派遣の事務さんです。

こんなの誰にだってできる、ぼくにしかできないことじゃない

お世辞かもしれないけど人事部長にそんなことを言ってもらえて入社したのに、それにまったく応えてない。

確かに楽だけど

こういったルーチンワークのような仕事はあまり頭を使わなくてよくて、楽でした。大学院がしんどかったのかもしれませんが、楽なことをして、お給料をもらえて、それはもうハッピーです。

ですが最近は、兼務になって仕事が増えて上司も増えて報告会も増えて、実験して考えて調べてっていう自分の成長のための時間がますます失われてきました。

このまま目先の結果にとらわれて会社が成長しないと、いつか崩壊する時が来る、

いやそれ以上に、

自分がこの会社でしか必要とされない人間になってしまう

このままでいいのか?

楽にお金を稼ぐことに目がくらんだ(?)ぼくの、

わずかに残ったマジメな心が、警鐘を鳴らしています。

最後に

このままでは、ぼくがいちばん嫌いな「だれかの代用品」に成り下がってしまいそうで、いやです。

ここでくすぶって、ただの労働力押し付けても結果を出してくれる便利な機械とみなされるようなら、

『今を変えるのは闘う覚悟だ』

転職してもっと自分の価値を高められる場所に行かないと。

って思いました。

いちばんいいのは、今の会社にとどまったままある程度の地位も獲得しつつ、仕事の中できちんと自分の時間を作って研究を進めて、それが自分の成長にも会社の成功にもつながることだとわかっています。

この会社にいてそれができないと判断するのなら、転職の選択肢もあるんだと思います。

たとえ部署のメンバーから必要とされても…。

酔ってるので、自意識過剰に拍車がかかって、なんちゃって意識高い系になっちゃってますが、ねw

それでは、ここまでお付き合いいただきありがとうございました~!ノシ